― 回想・朝 ―[暖かな紅い舌先が、白のジャムを掬い、咥え、舐め取っていく。] ――……。[ 青年は一瞬だけ目を閉じて天を仰ぎ。 その柔らかな熱の感触に、同じだけ熱い息を吐きながら、ブルーノの頭を撫ぜた。]……でしょう?なら、もっとご賞味頂きましょう。[ブルーノの顔へと指先伸ばし、体を起こさせてから、そのままベッドの上に優しく押し倒す。青年の指先がジャムを再び掬うも、その指が伸びるのは屹立ではなく、その奥。むず痒いままであろう*ブルーノの蕾へと。*]
(270) 2012/12/10(Mon) 03時頃