[貞次はもうだめだと、目に見えて分かっていた。 自分だと明かして、そう声を掛けてやりたかった。毎晩部屋に入っていく亀吉を引き留めたかった。 しかしそれは仕事上、許されなかった。貞次と繋がることを求めたのは亀吉で、その亀吉に許可を出したのは上だ。自分にそれを止める権利はない。 何も言わず、彼の行きと帰りに頷いて、扉を開け閉めすることしか出来なかった][夜は長い。 力は無駄にあるくせに何も出来ず、ただ無力を突きつけてくる獣の身では、長い悪夢のように感じられた。 だから投獄された亀吉に檄を飛ばしたのは、見ていることしかできなかった、自分のためでもあったのかもしれない>>0:254**]
(270) 2016/06/11(Sat) 01時半頃
sol・la
ななころび
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