―→広場、祭り会場―
[>>252「何処へ行ったらいいのか」、そう聞く彼女の言葉はもっともで。
そもそも、この島を出て行く当てのある者など、限られているのではないのだろうか]
――…エフェドラさんは、逃げるとしたら何処へ逃げます?
[何と無く、聞いてみた。
握った手は特に指摘が無ければそのまま。元々彼女自身に対して他意は無い。
何と無く年上のお姉さんのような感覚を抱きながら、のんびりした姿には年下の妹分のような気持ちになりはするが。
広場に近付くにつれて、ぽつぽつと屋台が目立ち始める。
飴細工の甘い香り、肉や野菜を焼く香ばしい香り、くじやダーツなどの出し物も様々でそれらを眺めていれば暗い気持ちも何処かへ行きそうで]
っと、何か食べます?
付き合ってもらってるし、よかったら何かご馳走しますよ。
[折角の祭り。楽しまなければ損だろうと
ポカロ以外の彼女の嗜好はあまり詳しくなく。分からなければ本人に聞くのが一番と]
(270) 2013/09/04(Wed) 21時半頃