[ハーフパンツを脱がせば、薄い対魔忍スーツ越しに、勃起した性器がうかがえる。
野郎の性器なんて、全然昂奮しない。ましてや、気持ち悪くすらあるはずなのに。
それがキルロイのものだと、そして自分がこんな風にしたのだと思うと、どうしようもなくなった。
ふぅ、とそれに息を吹きかけて、またハーフパンツを下げてゆく。
足首まできたら片方の足首を持って、抜く。もう片方の足に引っかかったままの状態。
両足に履かれた硬い靴を、脱がせる]
キルロイさん、…… 足、も
[持ったままの足首。露わになった足に、くちづける。
洗ってもいない。先ほどまで靴を履いていた、汚い。普通なら、そう思うのに。
くちづけだけでは止まらずに、舌に唾液を絡めて、舐る]
ん、 は、 すご、
きれいなかたち、 …… ちゅ、 してる
[指、四角い爪、指と指の間。付け根の柔らかな横アーチに、土踏まず、踵。
訓練を怠らないからだろう、扁平足でも外反母趾でもない、健康的な足。
微かな汗の臭いと味。こんなの心地良いはずがないのに、口の中を満たすそれらに愉悦を感じ、背筋を降りて下腹部を重くする*]
(270) 2016/06/08(Wed) 16時半頃