[少ししてから、周りが皆動きはじめてから、のろのろと動く。豪華な食事を前に、すごい、と小さく呟いた。]ありがとう、すごい。こんなにたくさん。[鞍馬や結城らに向かって、感嘆の声を漏らす。そういえばお腹がすいた。ふと時計を見上げると、もういい時間で。そんなに時間が経っていたのか、と少し驚く。]……ねえ、古川くんと橘くんに、少し届けてあげた方が良いんじゃないかな。きっと、お腹すいてる。[5階のこと。言葉にして説明するのが、ひどく億劫だった。逃げるように、先導していたらしい鞍馬にそう話しかける。]
(270) 2014/04/07(Mon) 19時半頃