ー 一階 キッチン ー······失礼、一瞬火をお借りします。[ちぎったキャベツを手早くフライパンで炒め、刻んだ干し肉を散らし、懐から取り出した二つの小瓶から塩と胡椒を振りかける]申し訳ございません。本来ならば、わたくしが夕食のご用意をするべきで、そのつもりでしたが·····少々予定が狂いまして······[慌ただしく動くベッキーとルパートに詫びながら、綺麗に洗ったフライパンを拭いて元あった場所に戻す。]こちらは遠方から取り寄せた上等な魔法の粉···もとい、塩と胡椒でございます。もし、よろしければ···[炒め物につかった塩と胡椒の小瓶をカウンターに置いて、皿にもった炒め物を手に、リンダたちの元に戻った。]
(270) 2018/07/24(Tue) 10時頃