[ワレンチナの語ってくれた言葉>>245>>246>>247は、自分の想像と違って居て。
甘いと、怒られるかと、呆れられるかと、真剣になれと言われるのかと思って居た。
何だか、初めて言葉が通じた気がする……]
はっ。はは。
[気が付くと、笑ってた。
笑って手を差し出して、強引に手を握って、握手してシェイクハンドした。]
よろしく。ワレンチナ。
[本当は、この人が人を”殺す”のだって、しなくて良いならそれに越したことは無いのだと、そう思って居るのだけれど。
やっぱり何処か他人事な彼の言葉に。今は苛立つ事も無く。……さっきまで、俺が自分が何か欠けている事に気付いて居なかったように。この人もまた、大切なものが欠けているのかもしれないと。そうしてそれに、気付く事が出来て居ないだけかもしれないと。そう思えば、腹も立たなかった。]
(269) 2018/05/14(Mon) 01時頃