―木の麓―
……一層好きになったかも。
[高いところから見る風景はより一層素敵で。リーの問い>>@206に目を輝かせながら答えた。身軽に飛び乗ったことによって受けた賞賛や眼差し>>@199からの得意げな気持ちが、どこかへふっとんでしまうぐらいに。]
[アイリスから差し出されたグラスを受け取りつつ、ワインは誰が満たしてくれただろう。グラスを傾けながら、アイリスの話に耳を傾ける。――飲みすぎないように注意しないと、別に弱いわけじゃないけど。なんて思ってた折りに、アイリスの一言>>@202で手を止める。]
――――ま、ハンターなんてやってる以上はね。
[毒を込めた言い方ではなく。月の美しさに感嘆を吐いた時と同じ調子で。その“芯の強いやつ”とやらが面白いのか、それともいい情報を提供してくれるのか。どっちかぐらいは見極めにいってもいいかな。なんて考えながら、美しい色のワインを一口煽った。]
(268) 2014/11/02(Sun) 23時半頃