―Xday-2day・P.M.8:00頃・ハルヒラシティ内レストラン―
[自分の発言にそこまでミルフィが驚くとは思っていなくて、シーシャはつられて驚いた。そこまで長い付き合いでもないが、ここまで驚いたのは初めてな気がする。からかおうかとも思ったが、そういう雰囲気でもないようで、どうしてよいかわからずたじろぐ。]
は?え……。君も??俺、ちょっと待って確認するわ。
[シーシャは手の甲に触れ、インターフェイスを操作すると、例の招待状を開く。相変わらず訳のわからないメッセージは、確かにミルフィの指摘するとおりの文面だった。]
あー、ほんとだ。「ようこそ。楽園の扉へ。」だった!
同じやつだな、きっと。
[ミルフィはあまり快くは思っていないように見える。さっきの動揺ぶりも気になる。都市伝説なんて得体の知れない物に関わるのが嫌なのかもしれない。安心させてやりたい。シーシャは少し大げさに明るく振る舞う。]
大丈夫だって。もし連れてかれるとしたら俺も一緒だと思うし!
なんか、都市伝説によると、すっご幸せになれるらしいじゃん?
願いが叶うとか??俺何頼もうかなぁ。そっちは欲しいもんとかないの?
(268) 2014/03/13(Thu) 21時半頃