[ 半ば呆然とその場に立ち竦んだ後、情けなくもその場にへたり込んで頭をガシガシと掻く。
もしも昔の渡航を伝えた瞬間に戻るとして、その時に屈託ない笑顔で「良かったやん」と言われたら想いを伝えて玉砕する前に酷く、傷付いただろう。
良かれと思って離れても、それはただの独りよがり。
夢中になったら周りを見なくなる>>1:506のは悪い癖だ。
真正面から顔を覗き込まれて感じた、隠した物が全部バレてしまうんじゃないかという恐怖。
それが矛盾した言葉を投げさせた>>28>>29。
部屋の中でのやり取り>>1:335>>1:337に安心しきっていた。
ふとした瞬間>>1:353に律の口元から笑みが零れる事があっても、もう子どもじゃないんだから。
あいつも甘い蜜だけを啜って笑っている>>176訳ではないだろう。]
(267) 2015/11/24(Tue) 19時半頃