― 服屋『タカナシ』 ―
おはようございます。
頼んでいたインバネスコートは作ってもらえたかな。
[出てきたのはジリヤでなくおばあちゃんであった。
どうやら彼女は出かけているらしい。
会えなかったことを残念に思いつつ、注文の品を受け取った。
ちがうよ、マントじゃないよおばあちゃん。
手に汗握りながら包装紙を開いてみれば]
そ……そう、これだ!
ありがとう!僕が欲しかったのはこれだよ!
[さっそく装備していくかいという声もあらばこそ。(※おばあちゃんそんなこと言わない)
ばさ!と黒衣を身に着けてみれば、滑らかでほどよい軽さが心地よい。
少し大きめに作ってもらったので、これなら下に何を着込んでも(武装しても)大丈夫というもの。ちなみに白銀女学院は白以外の服装は認められないので、あくまで私服にするつもりで購入している。]
(267) 2013/12/05(Thu) 21時頃