[>>259背中を向けているキルロイが、己の歪んだ笑みを見ることはない。
声すら聞こえることの無い絶頂の中、精を吐き出すのに合わせて柔らかな内襞が己のものを包み込んで射精を促していく。
浅い呼吸を繰り返しながら、襲い来る波を耐える。
流石にその間は動かすことも出来ぬまま。]
……ロイ。
[その手が何かを求めるように動くさまに、応えたのは己の触手だった。音もなく床から這い出たそれがキルロイの両手首を拘束し、自由を奪う。
掌を伸ばし、後頭部の短い髪を掴んで顔を床に押し付けるように、ぐ、と前に押した。]
ロイの後ろ、「どう」なってる?
[雰囲気作りか、はたまた己がロイにこうしたかったのか。
とろとろに熟れた媚肉の熱に浮かされて、問い掛ける声にも冷静さが欠ける。
にゅる、とロイの中から自身をぎりぎりまで引き抜き、止めて。
再び、今度は焦らすように、ゆっくりと中を抉っていく。*]
(264) nico 2016/06/21(Tue) 23時半頃