── 休み時間・リツ君と ──[真っ直ぐこちらを見つめる目。いつかと同じ。つい癖で逸らしてしまうけど、それも一瞬。またそろりと視線を戻して、見つめ返す。その瞳には驚きの色が見えたかな。だけど、彼も僕の名を呼ぼうとしていたなんて露ほども思っていなかったから] さき?[なんて首を傾げた。越されたってなんだろう。そう考えた次の瞬間、自然と紡がれる僕の名の音。>>244]
(264) 2016/04/13(Wed) 23時半頃