-食堂-[礼拝堂の一件からすっかり静まり返ったものと思っていたが、食堂は不自然な程騒ついていたように自分には感じられた。人混みを避けるようにその元を探ればそこには見慣れた金髪>>251が。何かあったのだろうか?朝礼拝堂で見かけた時は酷く蒼白い顔をしていたことを思い出し、声をかけようと足を運んだか。]…サイラス?[声をかける。その瞬間辺りの視線が彼に集まる。どういったことだろうか。不躾にも見える周囲の眼差しに戸惑いつつ、彼の様子が心配になり近寄ろうとするが、人が邪魔でうまくいかない。彼が歩く先は真っ直ぐと道が開けており、その後ろ姿を見送れば二度と会えない。そんな気がして腕を伸ばしたか。]
(264) 2014/06/24(Tue) 22時半頃