[滲む鉄錆の味を感じても、噛むのは止められずに。ちらとジェフを見て、彼が近付くなら、その分下がる。警戒心がぴりぴりと部屋を満たし、そうして] ち……かづくな、変態……ッ![思わず、というふうに声が漏れた。明確な拒絶を示して、瞳に生理的嫌悪を宿し。そのくせ、頼りなく震える顔は、あのとき。牢に居たときのイアンのような幼さを連想させる] あれは、悪い夢だったんだろ、なあそういうことにしておいてくれよ、俺はジェレミア副将を尊敬してたんだよ、なあ。 頼む、から……ジェレミア副将を、尊敬させておいて、くれよ……
(262) kaisanbutu 2014/02/11(Tue) 01時半頃