―運搬の途中―
[敬称が消えた。>>249
気づいていて、反応を飲み込む。飲み下し切れていたかはわからない。聞く耳持ってはもらえぬとしても説明義務を果たすように考えを述べた。]
……一度あふれて回り始めた呪いは結界の中で増幅しているようです。
建物の結界起点を破壊できないなら、増幅を食い止めるためにキルロイの紋の力を弱めるほかないと考えています。
――ですが、「呪いは手順を踏まず破棄」すると災厄をもたらすものがほとんどだ。仕掛けたのはあの直円です。そういうものを仕掛けていないとは考えにくい。
[手順を踏まない呪いの破棄、つまりキルロイを殺すということは更なる災厄を生むという考えだ。]
最短でも6日間。
足元からじわじわ水が溜まっていくように増幅する呪いに耐え切れない、者が、…出てくるかと。J様のように。そうなれば同士討ちです。
それを可能な限り遅らせるため「治療」――抑制を優先すべきと
そう 考えて、…います。
[延命措置。>>#0 人の手で解消させることが、呪いの抑制にも繋がるだろうというそれを、信じるなら、だが。]
(262) 2016/06/08(Wed) 11時頃