人狼議事

144 seventh heaven


【人】 流浪者 ペラジー

[異国の言葉と、ウードの音と共に
 廻る廻る。炎が廻る。>>234
 まばゆいばかりの炎舞に、動作が遅れるは必定。]

 ──あ、ぁあっ。

[じりと、体を焼く炎に悶えて、咄嗟に火傷した箇所を抑える。
 フードについた火を払えば、露出するのは桃色の髪とエルフにしては中途半端な長さの尖り耳。
 爛れた肩口や腕から漂う、肉の焦げるにおいに顔をしかめる]

『 ──お前は私の子じゃない。』
『──きっとエルフに取り替えられたんだ。』
『──お前なんか知らない。』

[両親の声が聞こえる。美しかったニンゲンの、]

( ……あの火よりは、マシだ )

[身を焼く痛みなど、心を焼く嫉妬に比べなんと可愛いものだろう
少年は虚ろに笑う。――まるで己の無事を確認するかのような蒼い目に。*]

(261) 2014/12/27(Sat) 21時半頃

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