>>256
[熱に浮かされた身では、気配を殺した足音に気付ける訳がない。
振り返ろうとしたのは、小さく息を吐く音に気付いたからかもしれないが、もう遅かった。
言葉にすることで尚更期待を煽られた体は、与えられた快楽を欠片も残さずに貪ろうとする。]
！？ ァ ――――〜〜ッ！！ ハァっ、ハ、 ああぁぁっ！！！！ ア、――――！！！
[イメージ以上の快感。
気構えをする間もなく捻じ込まれたそれは、火花を散らしながらキルロイを押し流す。
声も出せないほどの衝撃と快感が全身を一瞬で支配して、突かれた動きに押し出されるように精を放った。
一気に噴き出した汗などと共に、ぼたぼたと床を濡らしていく。
二度、三度と全身が震えて、立っていられずに上半身が崩れ落ちた。それでも後孔は朧のものを離すまいと締め上げて、腰を突き出すような形で見悶える。]
はあっ、はあっ、は、おま、…っんんッ、いき、な、ぁ……ぅ、あ、いきなり、そんな、ッ
――ハ、はぁっ、くるし、……ッああああ！
[興奮のあまり息も苦し気に、押し込まれたものをぐねぐねと抱きしめる。視界もおぼつかぬままに、しがみつくものを求めて腕を探した。]
(259) tomming 2016/06/21(Tue) 23時頃
