[燭台の明かりの傍で、 うっそりと微笑む女がひとり。] はぁい。[聞こえてはいるけれど、 きっと彼も返事なんて要らないでしょうと その耳まで届かない意味のない返答を落とす。 まだ、足りない。 まだ、すくない。 もっともっと、壊して見せて? 彼の大切にしていたものを、全て。 *]
(259) 2016/02/14(Sun) 19時頃