[背後からの声>>249に、男は涼しい顔で振り返った。最初からキミの存在には気づいていたよ…とでも言いたげな微笑みも、驚きなんて匂わせもしない声色も、全ては作り物。
心の内では少なからず焦り、同時に虚を突かれなかったことに安堵しているのだけれど。]
おや、こんにちは
僕以外の参加者に会うのは、キミで3人目だよ
…ストリートファイトは、もういいのかな?
[彼の声は、つい先刻、商店街に響き渡った>>194ものとよく似ている。そのことに気づくと、余計な一言を付け加えて首を傾げた。
掲げられた腕を覆う仰々しい装備を、前髪の間からまじまじと眺め。相手に戦闘の意思がないことと、パワー系の相手らしいことを確認して、へらりと口を緩めた。]
どうぞ、好きにするといい
ここは僕の所有地じゃないし、食事を邪魔するつもりもない
キミが失せろというなら、僕は他の場所に移るし
[半開きの扉の前から2,3歩下り、招くように道を開けた。
愛想よく回る舌の上には、隙を狙う抜け目ない双眸。
左手は端末を弄り続け、右手はポケットの中。いつでも"ストック"を取り出す準備は出来ている。]
あぁ、でも、そうだな
名前くらいは、教えてくれると嬉しいかも
(259) 2014/12/08(Mon) 23時頃