[はじめは納得させるために、作ったきっかけばかりであった。少し気になっていた誰かが頑張る理由を作れるならそれを協力するためだとか、幼馴染がやりたいっていうなら叶えてやりりたいだとか、そんな小さな理由ばかりであったけど。死にたいと思ってしまうほど、楽しくなったわけじゃない。きっとそれなりに、“楽しかった”筈だった。だから、思入れがあるのだとすればそれは良い方に。鏡を根刮ぎ奪ってしまう程の感情はきっと持っていない。筈なんだ。きっと]
(257) 2016/09/18(Sun) 00時半頃