────っ!?
[>>240二人きりなど、勿論、こちらも願うところ。
悪戯めいたものを含んだ照れ笑いに、赤い顔のままで頷こうとすれば、それより先に目元に温かな感触を覚え、一瞬飛び上がりそうになった。]
……ィ、ジ……さ……?
[提案だけでも心臓が危なかったのに、今度は、本当に止まるのではとすら思った。
幸い、鼓動はまだ、凄まじく煩く鳴っているけれど。
慌て気味に右を見て、左を見て、皆の様子を確認してみる。
もともと隅のほうではあるし、おそらく、それぞれ皆、観測に勤しんでいるだろうし……まぁうっかり誰かと目が合ってしまったら、誤魔化し笑いでもしておこう。]
あの……ハィ………
えーっと…………
[同意示すよう、小さく頷く。
それから、再びせわしなく、周囲の様子をうかがって]
(257) 2015/11/15(Sun) 16時半頃