―廊下→談話室→―
[図書室前を通り過ぎれば、一度自室の方へと本を置き去った後、再び談話室の方へぶらぶらと戻る。ミッシェルが残って居ようと、残っておらずとも構う事は特に無かったが――、扉を開けようとノブに手を伸ばした、所で。
>>233聞こえた声に、その手を引込めた。聞こえない程度に小さく舌打ちする。]
( 相変らず気に食わないヤツ
――ミミもなんであんなのと友人なんだか )
[聞こえた声はミッシェルを気遣うような言葉。ただ、その裏で才能の無いヤツは見下してんだろ、と。そんなモンで人の価値なんて測れねえのに馬鹿馬鹿しい――そう思う。
気に食わないのはその態度も、才能も。常に天才であった兄と比べられてきた事から能力で他人を見下すようなヤツも、才能があるヤツも。全部疎く思って、嫌いだった。決して嫉んでる訳では無いが。]
( アイツの顔なんざ見たくないわ )
[身を翻して、その場を去って廊下をうろつけば>>226ハルカに話しかける>>242ヤニクの姿が目に入っただろうか]
(256) 2014/07/09(Wed) 07時頃