人狼議事

65 Le Manoir de la Depravation ―淪落の館―


【人】 捜査官 ジェフ

―学生時代―

[選ぶ本に残された名前はよく見るな、と思った。
 それが教師、ブルーノ先生のものと気づいたのは、
 そう遅くない時期で。

 また自分とブルーノの名が並んでいる借りたとき、
 その金色の栞が残されている事に気づいた。
 二度目の自分が借りた前には、名前は一人しか居ない。
 直接返そうかと思って抜き取ったが、
 いきなり見知らぬ教師に話しかけられるほどの行動力は無く、
 ただ記念品のように本を返したあとも、手元に残った。
 それから、姿を見る度に目で追うことが、増えた。
 心のなかで名を呼ぶことも増えた、けれど返事は無いまま。

 試しに本を返すとき、普段使っていた青い鳥の栞を挟んだ。
 終ぞその本を借り直して栞の行方を確認することは
 無かったけれど、しあわせの青い鳥は、きっと居ると信じて。]

(255) 2012/12/08(Sat) 03時頃

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