[青白の十字剣を携えて。 傍ら、油滴交じりの霧が現れるのには、 少しばかり目を細めた>>215。 十九世紀前半のコペンハーゲンといえば、 急速に工業化が進んだ時代でもある。 ロンドン程ではなくとも、 その空気に何ら感ぜぬ処がある訳でもない] ────……。[コトダマらしきを携えた彼を横目に、 どうやら心配は無用であろうと。 改めて、目の前へと視線を戻そう]
(254) 2018/10/11(Thu) 21時半頃