―― 現在:ダミー商社 ――
[大通りを見回り終えた自分が向かったのはダミー商社。
名前すらも適当であり怪しまれぬ程度の名の会社は様々なものを仕入れては奥の倉庫にしまい込み必要な客に売りさばく。
転売屋とも言われかねない行為ではあるが、何処で探してきたのか分からぬ物もあるので需要はある。
それらの物資は街のことを良く見聞きし知る自警団の情報を元に集められており、
その資金は>>163護衛料から払われていた。
公から頂いた資金は自警団の名で使用するが、献金はそうもいかないものだ。
>>249何せその辺りはきっちりした男がいることであるし、
研究に回す費用を捻出するにも苦労する。
そんな商社に顔を出したのは今日が>>232小麦粉の搬入日だからだった。
店主は置いており、自分は客風ではあるが小麦の搬入日には必ず立ち会うのでピスティオとも顔なじみであろう]
(254) 2018/11/26(Mon) 03時頃