―回想:ジャムつくり―[ ぼくは、ジャムが好き。甘くて、とろっとして、ごろっとして、美味しい。 妖精さんの話をしてから。エリがサンドイッチを包んだら、妖精さんが食べてくれるかもしれないって話してくれた。>>133 ……きっとそれは成功すると、ぼくは思う。だってぼくは、ジャムだけを食べようとこっそり厨房に入って、もう少しで手が届きそうなところでせんせいに注意された事があるから。 きっと妖精さんも置いてあったらこっそり食べてくれると思う。 いつもパンにぬったりして食べるけど、そのまま食べたらきっと凄く美味しいんじゃないかって。とってもわくわくしてた。……ぼくだって、やる時は、やるんだもん。]
(254) 2016/10/08(Sat) 01時半頃