失礼だな!ちゃんと両足で大地を踏みしめてるよ!
…ふふ、ふはははは!
[声をかけた彼>>252にはどうやら足しか見えていないようすだと、両足を投げ出して見せれば座っているのがわかるだろうか。
それでもわき出る笑いはおさえられそうにない。]
きっとはじめまして、だねえ。
それとも君も頭がイカれてる?
出ておいでよ、ゲームがまじまるまでは
危害をくわえる必要もないし、つもりもないから。
[そう言って空を見上げれば、もう陽はだいぶかたむいて、あたりはすっかり赤に染まりはじめて見えた。]
でも、もうすぐこの島はこの色に染まりきる。
つかの間の日常にはしゃぐふりをするのは、
きっと、そう悪いことじゃあないと思うんだ。
それが最期の思い出になるかもしれない。
[それは彼へ向けた言葉か、自分へ向けた言葉かわからないけれど。]
(254) 2015/03/05(Thu) 23時半頃