[メアリーの質問に、>>249ラヴァはおずおずと、途切れ途切れにプリシラの死を――
すべて聞かずとも、メアリーには恐ろしい予感のようなものがぞわぞわと足元から這いずりよってくるのがわかった。]
[ふらふらと足は自然と店の扉近くまで向かった。
先ほどまで薄暗くて見えなかった…扉の近くで、電池の切れた人形のように横たわるプリシラの亡骸が、メアリーの視界に入った。]
……プリシラ…?
(あれは…え…?)(でもあの、あの暖かい色の赤毛は……)
(ねえ…?どうして…そんなところで、寝て…)
ね…プリシラ……?
起きようよ…ねえ…
プリシラったら…私よりも…、お寝坊さん、なんだから…
ほら…今日もお店を…開けないと…
(他の眠らされている生徒たちと同じで…寝ているだけなんでしょ?)
(私が騒々しく叩き起こせば…いつもと同じように、うるせえなあって、頭をがしがしして、)
(251) 2014/09/03(Wed) 02時頃