―Xday-1day・PM9:00頃・ハルヒラシティ、繁華街脇の路地―
[「似ちゃいるが、偽物だろ」……と。確かに彼はそう言った(>>242)]
こんばんは。すみません、驚かせてしまって。いかにもこれは偽物です。
本物をまた見るのは……怖いので。あたしが。
やっぱり、あなたも……です、か。あたしも、です。3日前の深夜0時くらいに、受け取りました。
[昨日から、本当に異常なくらい、招待状を受け取った人間に遭遇する。……あるいは本当に偽物、なのだろうか。]
……申し遅れました。あたしは、モニカ。噂話と音楽が好きな、ただの高校生です。
お伺いしたいんです。「これ」について、どうお考えか。噂通りの招待状と見るか、単なる悪ふざけと見るか。
一昨日から、「これ」を受け取ったって人に随分会うんです。まるで、街行く人全員にバラ撒かれてるのか、さもなくば、「これ」を受け取った人が引き寄せられてるみたいで。
[自分一人では何も解らない。これは己の業であろう。
だからいろんな人の話を聞いて、それで結論を出したい。自分一人では決められない悪癖だと、自分では思うけれど、問うてみた。
だが、その答えを得るよりも先に――ミルフィの声が聞こえた(>>240)]
(251) 2014/03/13(Thu) 20時半頃