― ロッジ / 1階 ( >>チアキ•リツ ) ―
[ ひょこひょこと彼へ追いつき一階へ降りれば見えた人影( >>243 リツ )。隣を見やれば、呼び掛けている様子。僕も存在をアピールして手を振ってみる。
よく母が、見ては大笑いしている日本のお笑い動画。彼とリツ君のやり取りはそれに似ている気がする。
また二年前のように、目の前でコントのような光景が繰り広げられるのかと半ば期待をして。]
“ 嬉しい!! ”
[ 僕たちに気付いたリツ君( >>246 )に掛けられた言葉にサインで表現するけれど、満面の笑みからきっと思いは伝わる筈。行き先を尋ねられ、僕が文字にするよりも、チアキが答えた方が早いだろうと。僕はナイフとフォークで口の中に掻き入れるような仕草で食事にいこうとしている事を伝えようとして。]
・・・・・・?
[ ふと、見覚えのある( >>1:143 トレイル )カメラ( >>247 )を捉えれば、首を傾げる。彼の心中も知らず、それを差す僕の指は、残酷だったかもしれない。]**
(250) 2015/11/24(Tue) 16時頃