[モニターに惑星の画像が表示され、歓声があがるなか、洗濯機は給湯室の壁際に収まって、ぎぎぎ。と、底面をきしませながら、おろしていた車輪をしまった。暫くはそこに落ち着くつもりなのかもしれなかった。
茶色の板がないと、船の備品のようにも見える。配管はつながっていないが。]
我々は吸収、つまり食事をとります。
塩と、油の投入の介助を要請できますか?
外部からの摂取に、常に介助が必要です。
[>>239 シルクからの問いかけに、表示が点灯する。]
必要物の位置情報は、
同志モナリザが承知しています。
[給湯室まで来たのは、モナリザからの提案だった。そのため、洗濯機は、具体的な場所の位置まで同志が知っていることを疑っていないようだった。確定情報のように表示が出される。
実際に、モナリザが事前に承知していれば、塩と油の位置情報は、当のヒューマノイドが教えてくれるだろう。]
(250) 2020/08/27(Thu) 22時半頃