[響いていた殴打音が止み、手を止めたメアリーの様子>>235に安堵する。殺されかけたとはいえ操られていた訳だから、流石に彼が殺されて仕舞うというのは不憫でならない。今も充分ひどい目に遭ってはいるが。
杖を軽く振るい、倒れ伏す彼に念の為にと、呪文を。]
…インカーセラス、縛れ…。
…助けてくれて、ありがとう…メアリー。…ここを避難所にしようって、チアキが言ってて。
[メアリーに向き合い、ここに至る経緯を粗方説明して。
倒れていた生徒達は本当に眠っていただけらしく、段々に目を覚ましていったか。]
…顔色……体調、優れなくて。
[体調が優れないのは事実だが、まさか思い切り彼を叩くメアリーを恐れたのも一因とは言えるはずもなく、力無く苦笑する。
プリシラの事について問われれば>>236――少しばかり俯き、そしておずおずと]
…彼女は、ジリヤを庇って――
死んだ、よ。
(249) 2014/09/03(Wed) 01時半頃