[そしてはっと思い出したように、身体に抱き着くシルクの身体をひょいと持ち上げて……ぎゅっと腕の中に抱き締めた。忘れちゃあいけない。]さっきだって、シルクは雪だるまを作ってくれたろ?あれで俺はすごく嬉しくなったぞ!エラいエラい……ありがとう。……心配しなくても俺はずっと一緒にいるから。[散々ぐりぐりと頭を押し付けたりしてから……シルクを下に下ろす。飴細工を含んだ淡い色の唇を見つめながら、そっと問いかけた。]……使いたいように力は使ってくれていい。シルクが幸せになれるようにさ。[このたくさんのありがとうに応えようとするのも、駆け出した少年を追うのも、または俺との幸せ探しのためだけに力を探すでもよし。使い方はシルクの自由なのだから。]**
(247) 2016/10/17(Mon) 01時半頃
sol・la
ななころび
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