[ >>238小突き返されて、少し驚きながらも視線を流せば、先へと既に歩き進められていた。表情が見えないその様に故意的なものを感じては、怒ってんのか?と勘違いをしながらその背を追う。 ]
( ――女子の扱いは難しいもんだ )
[ なんて状況にそぐわない事を考えながらも、若干の気の紛れにはなったものの、先程の亡骸と合ってしまった目が心の奥でしこりとして残っていた故に、守護霊の魔法は一度目は不発になってしまったのだが。
吸魂鬼が去った後、>>241何処か呆然としていたジリヤを見るも、結局の所自分もこの力について把握しきれていなくて、かける言葉が無かったのは、説明出来そうも無かったから――だった。
ただ、自分でやっておきながら何が何やらは分からない儘だったが、一先ずの危機を切り抜けた事に息を吐いて――、疲労感が負って襲ってきたのはその直後>>239。 ]
(247) 2014/09/03(Wed) 01時頃