[何か思い当たる事でもあったのか、神妙な顔をする由良をぼーっと見る>>191
そういえば。ふと…は思い出した。
自分はこの現象と似たような小説を読んだ事がある。ホラーの巨匠が書いたそれを…も手に取った事があるのだ。
確かにこの現象に奇妙な程の共通点がある。
しかし、そんなバカな。あれは小説だ。これは、現実だ。起こる訳がないんだ、そんな話は。
…は不安を拭うように明るく、おもしろがるような声音を出すように努めた]
しっかしなんだよこの状況。
まさか榊の悪ふざけじゃないよなー?
委員長と結託して、高校最後のドッキリ大会とか、榊ならやりかねないよな?
[教師らしからぬ担任は確かに常識外れな事をするような突拍子もない所もあったが、生徒に慕われていたし自分も気に入っていた。彼なら確かに、こういうドッキリを仕掛けてもおかしくはない]
(247) 2014/04/09(Wed) 21時半頃