【人】 トレーサー キルロイ

>>243
[年頃になる前に寮に入って、以降も師事し続けていたためか、反抗期というものはなかった。
けれど今抱いているこのもやもやは、そんなものとは種類が違うことぐらいは分かる。やっている事は同じだが。

はじめはとぼけているのか気付いていないのか分からず、むすっと枕に頭を埋めたままだったが、

なんか即座に泣きそうになってないかこの人。

内心では結構な驚きが広がっている。普段から気を強く持てと、鋼鉄の意思を解いた師の面影はどこに行ってしまったのか。訝しげな顔をしながら、渋々とばかりに顔を向けた。]

……俺には、何もなかったけど。
ただとうさんが、ヤナギさんともあーいうことしてるの見ただけ。……隠すことねーじゃねーか。

(245) tomming 2016/06/21(Tue) 21時頃