[体内を切断され、劔握る手のちからが弱まる。 >>226その手の先、白露が、守宮の身体に食い込む…… むしろ、まるで食われるかのように。]夏芽 さ、ま… とつふみ、[刀身から伝わる、少女へ染みこむ血の穢れ。 守宮の身に潜む外典の生命と憎悪。 守宮自身から伝わる何かはしかし、それらと違う温かさで。 離れぬはずの小太刀が―――月刀が、少女から、離れる。]
(243) 2012/08/09(Thu) 21時頃