[ 声を掛けてくれた彼、サミュエルとは、互いの職場を訪れ合う仲。と言っても、僕はただのお手伝いだけれど。彼が働く図書館へ行けば、お薦めを教えてもらったり。その感想も一言添えて。] ( ………寒い? )[ 再び動く唇を見つめて、ぶるぶる身体を震わせる振りをする僕。"それなら…"と、得意気な顔で着込んできた衣服を示し、"大丈夫"と、ジェスチャーで表しては微笑んだ。"ありがとう"と、ぺこっと軽く頭を下げて。お辞儀の習慣が身についたのは、家に度々やって来る日本人の影響( >>126.>>127 )かもしれない。]*
(242) 2015/11/19(Thu) 00時半頃