[ >>220何で今小突かれたんだなんて思いながら、お返しで弱々しく一突き。こんな時だと言うのに満更でもないと勝手に染まる頬。そんな場合じゃないと心を引き締めて、 彼に顔を見せないように歩み進めて。
上等だ、と笑われば此方も得意げに頷く。 ]
う、うん…分かった…。
[ 守護霊を呼び出すことに失敗すれば、落胆と焦燥が募ってゆく。眉根を寄せていると、隣の彼に落ち着くように言われて一度深呼吸を。
彼に先程教えられた内容はとても衝撃的で、今にも泣きそうなくらい動揺していたから。でも、今は…忘れないと――… ]
『Expect Patronum!(守護霊よ来たれ)』
[ 杖をもう一度振ろうとするとそれよりも先に隣でその呪文が。けれど、自身と同じように不発だった。やはり、この呪文は難しいし個人差が激しい物で。
彼もまた、色々考えているのだろう。 ]
……!こっちからも!?
(238) 2014/09/03(Wed) 00時半頃