一体の仏像がそこにいた。
他の【菩薩】同様、その姿は薄黒く見えた。
されどほかの【菩薩】と違い、その輪郭は揺らいでいた。
その姿が仮初めであるかのように、ソリッドビジョンですら完全に形をとらえることができないからだ。
――――――――――――――――――――――――
『悟りへと至るもの・観音菩薩』
☆4攻/守:1800/1500
このカードは「如来」と名の付くモンスターがフィールド上にいる場合のみ攻撃することができる。
このカードが墓地へ送られる場合、デッキの一番下へ送る。
Aの効果はデュエル中1度しか使用できない。
@このカードが召喚に成功した時、デッキから『悟りへと至るもの・勢至菩薩』をフィールド上に特殊召喚することができる。
Aこのカードとフィールド上のモンスター一体のレベルの合計が8となるようにデッキの一番下へ戻し、手札から『すべてを照らす者・阿弥陀如来』を儀式召喚扱いで特殊召喚する。
(237) 2014/09/24(Wed) 03時頃