人狼議事

94 月白結び


【人】 小僧 カルヴィン

[喜壱が俯くのを見ていた、黒髪がまた右側を隠してしまうのを。
僕は何も言わなかった。
嘘をつきたいわけじゃなかった、だから何も返さなかった。

淹れてもらったはずの珈琲は一度も口をつけぬまま。
その味が苦いのかも、酸味が強いのかも今の僕には分からない。

呼び止められて振り向けば、半分笑った狐の面。]

 それが君の望みなら。

[笑えない代わりに持っていよう。
僕はその面を手にして、煤けた蘇芳を彼に向けた。]

 ごちそうさま。

[僕は普段音にしないそれをしっかりと音にして
能面を張り付かせ、片手に狐の面を持って店を出た。]

(236) 2013/09/02(Mon) 02時頃

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