198 冷たい校舎村4


【人】 学園特警 ケイイチ

[柔く握った零の手が、こわばるのを感じた。>>117
ぎゅ、と強く握られる。そして告げられたいつか聞いたことのある言葉。>>118
泣いてない。泣きたいのはお前だろ?あの時は多分、そう答えた。
けれど今、慶太は泣いていて。でもやっぱり、泣きたいのは。]

お前が泣かないから、泣いてんだよ……ばか
悪いと思ってるなら責任とれ!責任とって、お前が泣けよ……っ

[慰めの手を甘んじて受けながら。悲しいかな、甘えん坊は、甘やかすのが壊滅的に下手だった。
手を離すとき、一瞬目が合って伏せられた。>>120その意味を推しはかれないまま、上に戻ろうという話は進む。]

(235) 2016/09/20(Tue) 00時頃

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