[はらわたが煮えくり返ってしょうがないメアリーはマウントポジションを保ったままがすっがすっとレイブンクロー生の男の子をほうきで殴打し続けていたが、>>231ラヴァの遠慮がちな制止の声を聞いて、はっと我に返る。そろそろ…と下を見下ろすと、既に男の子は気絶していた。]
あっ………
(気絶しているくらいなら…まあ、だいじょうぶよね。当然の報いよ。ふんだ!)
[今日はこのくらいにしといてやる、というような顔をして、メアリーはローブの埃をぱんぱんと払いながら立ち上がり、ようやくラヴァに向き直る。たぶん彼女は、二重に勘違いしていることに一生気づかない。]
ラヴァ、よかった……間に合って。WWWにいたのね。
怪我はない?顔が真っ青よ……
[彼女の顔色が優れないことに気遣いながら、ルーモス!(灯りよ!)と唱え、薄暗かった店内にパァッと明かりを灯した。
初めて店内に思っていたよりも多くの生徒がいたことに驚き、そしてその多くが眠るように折り重なっている様にも目を見開く。]
(235) 2014/09/03(Wed) 00時頃