[ベッドに寝っ転がって、天井を見上げていれば、しばし言い淀んだ後に、紡がれるメルヤの言葉>>219。 ちらりと視線を走らせば、俯いてスカートを握りしめる姿がみえた。]
…なんだか難しいことを考えているのなぁ。
“その人”がどう思ってるかは俺もわからないけど。
[そもそもその人が誰か今ひとつわかっていなかった。
半ば微睡みつつも、自身の考えを言の葉にのせ。]
でも、メルヤは“その人”がいいんだろう?
そんな気持ちで他の子に譲って、どうするの?
導き手の仕事はしないつもりなのかい?
だったら俺があぶれてしまいそうだな。
[冗談めかして、苦笑い。]
…その人の幸せを願うなら、まっすぐに向かえば、いいと思うよ。
俺だったら手を差しのばしてくれただけでも幸せだよ、大歓迎。
[新しい世界への影響とかそこまで思いがいたらないのは、
浅はかさ故か反射的に訪れた睡魔のせいか。このあとまだやりとりがあったかもしれないが、しばらくすれば穏やかな寝息をたてはじめる**]
(234) 2015/12/12(Sat) 02時半頃