[此方がキメラを倒すとは思って無かったのか、驚きの声を上げたノスト>>227。
半ば呆れに近い様な事を言いながらも、此方の行動を評価している様で>>228。
ともあれ、ノストの疑問は至極真っ当なもので。]
……あぁ?
[やや不機嫌でぶっきらぼうな返答を上げれば、むすっとした表情を浮かべ頭を掻く。]
別に守ろうと思って守ったんじゃねぇよ。
どーせ、俺が手を出さなくても、簡単に倒せる事も分かってらぁ。
それに、偶然に頼りたく無いとかでもねぇ。
[偶然を利用する事は悪い事じゃない、という事ならば、精神的に揺さぶりを掛けて利用する事も悪い事に入らないのだろうか。
真意を口にはせず、再び攻撃に入り、拳は鳩尾目掛けて飛んでいく。
受け止められたら、流れに沿って肘をぶつけようと。
それも止められたりしたら、ぴたりと動きを止めてから。]
あんたが襲われるのが、気に食わねえだけだ。
[じっと吸血鬼を見据えば、表情を変えずに反対の肘で鳩尾を打とうと*]
(233) 2015/08/04(Tue) 21時頃