[咄嗟に使ったにしては障壁の強度はそれなりのものだった。その間に不二の操った氷の矢によって教師が手を止める。けれどほっとしたのも束の間、青年は僅かに目眩を感じ、雷の球体が一瞬揺らぐ。同時平行で違う属性の魔法を使うのは初めてだった事に気が付いた。]…っ…。[取り敢えず、周囲に危険が及びそうにないのが分かれば障壁の強度をぎりぎりまで下げ、不二と教師の会話を見守る事にした。]
(233) 2013/08/22(Thu) 23時半頃