>>224
…!
[まだあんなことを、といわれ、顔を赤くしてテッドの耳元へあわてて顔を近づける]
だ、だから内緒だってば…!
…仕方ないじゃない…皆、『つらい』『助けてほしい』って言うんだもん…私が見捨てるわけに行かないよ…。
[はたから見えば、都合のいいように弄ばれているだけなのだが、ソフィアは真に自分に助けを求めているのだと信じきっている。彼らは、自分の助けが必要なのだと、信じきっている。
だから、顔見知りの彼がやってきたとき、戸惑いこそしたものの、ソレを拒むことはしなかった。
それだけ小声で耳打ちすると、そっと身体をはなし]
…とにかく、この辺にはそんな肝試しをできそうな場所なんて…。
[ない。
考えながら、そういおうとした刹那、チクリ、と胸に何かが刺さるような痛みを感じた]
痛…!? あ…く…!
[そして、まるで注射の薬液を流し込まれるような痛みがしばらく尾を引く。半ばパニックになりながら痛みのする場所を見やるも、先ほどと同じようにそこにはなにもない]
(233) 2011/10/09(Sun) 02時頃