チアキ、ありが……え?[弁当を持ってきてくれた彼に声をかけようとして、その顔を覆っていた包帯が首にまで及んでいることに気がつく。先ほど会った時はなかったはず。怪我をしていれば見えただろうし。]……チアキ、どーしたの?[傷が増えた、など曖昧に誤魔化されたら、嫌な予感に指先を震わせながら、彼の首にそっと触れようとする。思い出すのは、ドリベルの背中。**]
(231) 2013/05/18(Sat) 11時頃