―いざ、ポーラの元へ―
ポーラさん・・・
いや、ポーラ・スター
[ポーラの元へ歩いて行き、正面から呼び掛ける。]
お誕生日おめでとうございます。
[>>210伸びてきた手を上から捕まえて、手の平サイズの紙袋―ヒナコ同様中身は担当楽器のキーホルダー―だけを渡す。
そして、そのままぐいと引き寄せ、余る手を背中に回す。]
わたしは、あなたといることがとても楽しい。だから、あなたはわたしの「特別」です。
あなたともっと一緒にいたい。もっとこうしていたい。もっとずっと過ごしていたい。
あなたが許可してくれるなら、いつまでも傍にいさせてほしいです。
[普段の調子とさほどの違いはなく、淡々と告げる。]
付き合って、もらえますか?
[周囲の目など気にせずに。
じ、、とポーラの目を見つめて一息に伝えた。
よく見れば頬が染まっているのが分かるだろう。
落ち着いて見せてはいるが、一杯一杯だった。]
(231) 2015/12/12(Sat) 22時半頃